3年前。
大げさではなく、仲間たちといっしょに、命がけで通い続けた宮城。
それまでは、一度も行ったことのない土地でした。
そこで、たくさんのひとに会い、
信じ難い、いろんな光景を目にしました。
当時は、なにふりかまわず、あまり考えることもなくやれていました。
なんで、あれだけ寝ない生活を続け、正直、しんどいことを、し続けられたのかは、改めて考えてみると、
それは、たぶん……
あれだけの困難を前にしても、常に
「前」を見ているひとたちばかりに出会ったからのような気がします。
正直、驚きました。
自分が同じ状況に置かれた時、このひとたちと、同じような心持ちでいられるだろうかと、考えたら、
ただただ、
少しでも、このひとたちの役に立ちたいと心から思いました。
だから、
「半永久的に支援を続けたい」
「時が経てば風化してしまうのが怖い。」
「絶対に忘れてはいけないから。」
「宮城の食材のおいしさは元より、安心と安全を伝えられたら。」
と、立ち上げたのが、この店です。
3年前は、いっぱい泣きました。
たぶん、一生分泣きました。
言葉を失い、何も言えませんでした。
だから、
毎年3月11日は、
ぼくの大切な、かけがえのない仲間たちと、ご来店いただけるお客様と、
いっしょに、
あたりまえの日常があることに感謝して、
ここで、いっぱいいっぱい笑うんです。
被災された方々の、あたりまえの日常が戻るのが、一日でも早く、くることを心より祈願して。
明日は泣きません。
笑顔で絶好調営業させていただきまーす\(^^)/