居酒屋という職業

「居酒屋」「飲食業」で働く僕たちのフィールドは、よくブラックだの、キツイだの、辛いだの、ヤイヤイ言われることが多いけれど、いろいろある職業のなかでも、僕たちの職場には、スタッフ、そしてお客様も含め、いつも笑顔があふれてるというのは、自信をもって、胸を張って言いきれます。

居酒屋の人間が働く姿勢、態度、元気、笑顔とかから生み出される空間で、

来店していただけるお客様に、その時間を、いっぱい楽しんでいただき、

ほんの少しでも、明日も頑張ろうという活力を与えることができる店になれればと、日々朝方までがんばってくれるスタッフが多いのも、胸を張って言えることの、ひとつでもあります。

まだまだ大変な思いをされている熊本でも、震災直後から、
寝る場所もままならない

風呂にも入れない

ガスも水もない

店ができないから収入もない
でも、スタッフには給料を払わなきゃいけないし、家賃だってかかるから、支払いはある
そんな状態でも、毎日寝ずに、まちの人たちに、完全に自分たちの持ち出しで、炊き出しを続けているのも、

第一回熊本大会の実行委員長だった小橋大地の人たちをはじめ、熊本の居酒屋の仲間たちです。
東日本大震災の時も、全国の居酒屋の仲間たちの行動は早く、考えるより先に、物資を集め、現地で炊き出しに出かけて行ってました。
少なくてもぼくの周りにいる、同業の仲間たちは、損得で動くひとはほとんどいません。

そして、居酒屋の人間には、ひとが喜んでるのを見て、自分の喜びに心から思えるひとが多いのも事実です。
この#居酒屋大サーカスというイベントを開催する上で、ブース内での居酒屋の人間が、ほんとに楽しそうに働く姿を見て、自分も居酒屋で働いてみたいなぁなんて思ってくれる人がひとりでも出てくれたら嬉しいなぁっていうのも、立ち上げた理由でもあります。
手前ミソで自画自賛的な感じで恐縮ですが、これを新潟で開催できることがほんとにうれしくて……^_^;
日本全国47都道府県ブースの中に入っているのは、全国の居酒屋経営者です。

つまりプロ中のプロだけで運営する、

「感じのいい屋台」が47ブース並ぶというのもこのイベントの醍醐味のひとつでもあります。
このイベントに関わってくれてるひとたちは、みんな無償で、むしろ自分たちの持ち出しで動いてくれているのにも関わらず、「やらされている」人はひとりもいません。
自分が、ほんとにやりたくてやっているひとだけでチームができているんです^ ^
だから楽しいんです♪♪ 

強引ですけど…笑
来場されるお客様みーんなに、笑顔になってもらえるように、開催まであと4日、血みどろで頑張りますので 笑

みなさん、ぜひ遊びにきてくださいね(^O^)