3.11

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アピタで行われてる、
南三陸町の写真展に行って来ました。

全部、実際に目の当たりにして来た風景の写真。

バットやボール持って、カレー作ってきた志津川高校の野球部の写真もありました。

込み上げてくるものを抑えて、
改めて、絶対に忘れてはいけないと痛感しました。

あれから1年。

長かったのか短かかったのか…

ぼくにとっては、正直何がなんだかわからなくなるくらい、動いていた一年でした。

今まで生きてきた中でも1番濃かった一年であることは間違いないです。

被災された方々にとっては、きっとつらく長かった一年だったことでしょう…

自分の店ほったらかして、スタッフに任せっきりで、被災地に通い詰める日々が続きました。

スタッフには
「オレは向こうにいく。
できること全部やる。
無責任かもしれないけど、たぶん、今なにもしなかったらオレは日本人失格だと思う。
悪いけど、店守ることがお前らの支援活動だと思って頑張って欲しい。
自分も何かしたいって気持ち、全部オレに預けて欲しい。」
と、納得してもらってからの行動でした。

途中、そうしてることがいいのか、悪いのかわからなくなる時もありました。

しかし、続けたことによって、すごく大切なそして嬉しい「縁」がたくさんでき、

「志津川水産」ができました。

スタッフたちもぼくが店を空けることが多くなった状況を、良い方向にもっていってくれました。

ぼく抜きでたくさん考えてくれるようになりました。

結果、
技術、メンタル、
なによりも「人」として、目を見張るほど成長してくれたと思います。

毎日、ふつうに生きていけることが当たり前じゃない。
当たり前に生きていることにちゃんと感謝しよう!
って毎日みんなで繰り返しました。

ぼく自身もたくさんの人から、いろんな状況から、すごくたくさんのこと学ばせていただきました。

ぼくが関わりをもたせていただいた被災地の方々は、みなさん明るく、元気で前を向いている人たちばかりでした。

すっげー人たちばかりでした。

人間って、こんなに強いんだなぁって……

行くたびに、ぼくが逆元気もらってたと思います。

言葉間違ってるのかもしれませんが、
出会わせていただいたこと、

ありがとうございます。

これからも、自分にできることはずっと続けていきます。
ずっと!

今日は偶然にも、
ぼくの嫁さんの誕生日でもあります。
今日は、あえて向こうにいかず、
スタッフ同様、一年間、ほぼほったらかしてた家族との時間にしました。

こいつらがいるからぼくがいます。

本当にありがとう。

今日も感謝しかない1日です。

ありがとうございました。